マットレスは体圧分散性能で選ぶとダメ
マットレスの体圧分散性について
マットレスは体圧分散性能で選ばないで下さい。
特に、腰痛や肩こりなどの対策にマットレスをお探しの場合
体圧分散性能でマットレス選びをするのは危険です。
マットレス選びでの注意点や
体圧分散性能の落とし穴などを
大阪 睡眠改善研究室の姿勢ドクターが解説します。
この他肩こり対策のオーダーメイド枕や
腰痛対策のマットレス関連ブログにつきましては
以下のリンクをご覧下さい。
睡眠改善研究室 ブログ
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またより詳しく、マットレスの関連ページとしては
こちらをご覧下さい。
腰痛対策マットレスの選び方
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腰痛対策マットレスの選び方
マットレスは体圧分散性能では分からない


マットレスは体圧分散性能で選ばないで下さい。
近年、マットレスを選ぶ際に目に付くのが、組成表示と共に
「体圧分散図」のデータになります。
ぱっと見た感じ何やら科学的で、データに基づき身体に良いような感じがします。しかしこのマットレスでの「体圧分散図」、少し注意が必要なんです。
確かにデータに基づき検査している事は間違い無いのですが・・・
今回は、このマットレスでの「体圧分散図」での注意点を中心に
大阪 睡眠改善研究室の姿勢ドクター監修のもと合わせてご紹介していきます。
マットレスの体圧分散はどうやって測定するの?


マットレスでの「体圧分散図」についての注意点ですが、そもそもその「体圧分散図」とは何で、どうやって測定するのか?という話から始めていきます。
マットレスにおける
体圧分散図とは、寝ている時の体重の偏りを部位ごとに数値(図)化したものとご理解頂ければ大丈夫です。
人は基本的に臥位状態で、頭部8%背部33%臀部44%脚部15%程度の圧力の偏りがおきます。イメージ的には寝ている時、身体全面で支えられているような気がするのですが、実際は身体の出っ張りの強い箇所や内臓器官・骨格等の重さの差などにより、支えの効くとこ効かないとこに別れます。
感覚的には、寝ていると全面で身体を支えているような気になるのですが、実は支えの効いていない部分もあるんですね。
マットレスにおける「体圧分散図」はこの支えの効くとこ、効かないとこを可視化するように数値(図)化したものなんです。
これにより通常、寝るだけでは気が付きにくい体重負担の偏りを一目瞭然に判断できるようになるメリットがあります。
そしてその測定方法は、マットレス(敷きふとん等)の上に体圧測定機(2018年 現在では薄いシート状のもの)を敷き、実際にその上に寝てもらう事により測定します。
マットレスでの体圧分散図は時間によって変化する

(*)寝相・時間差によっても変化します。

(*)寝相・時間差によっても変化します。
マットレスの上に体圧測定器を載せ計測していくわけですが、実はこの時、本来であれば時間による変化も考慮しなければいけません。
と言うのも体圧分散図は時間と共に数値が変動します。
これはカタログスペックや商品ラベル等では記載されていない事ですが事実です。実際に睡眠改善研究室でもこの「体圧分散」測定をすると(継続して測定していくと)測定時間による変化が確認されています。
寝始めと、30分後の測定データに差異が確認できるのです。
また測定時間を伸ばせば伸ばすほど、初めのデータとの差異は大きくなりやすくなります。
しかし、マットレスのカタログや商品ラベルには一番良い時のデータ(主に寝始め)しか記載が無く、また、わりと気付かれていない事なので、専門店と言われるお店の販売員の方でさえも、ご存じない場合が多くあります。
実際に寝具・家具店で、この体圧測定器を設置している店舗もかなり少なく、確認の仕様がないのである意味仕方ないこともあるのですが
時間による変異が気付かれずに、さも一晩中この様な状態で眠れる!と宣伝するのは少し疑問を感じます。
睡眠改善研究室では、オーダーメイド枕やマットレスを作成する時実際に「体圧分散図」の測定データをとりますが、あくまで現状確認の目安に過ぎず、この「体圧測定図」が良いから、このマットレスは良いんですとは説明しません。
体圧分散図が良くても、身体に悪いマットレス


体圧分散図は時間による変異がある事をお伝えしましたが、
かりに一晩中体圧分散データ上は良いマットレスが存在した場合でも、そのマットレスが身体に良いとは限りません。
確かに圧力負担での偏りは軽減されるかもしれませんが、(身体への影響は主に睡眠姿勢で出てくるので)睡眠姿勢が崩れていれば負担は増えやすい傾向にあります。
と言うのも、先に「体圧分散図」の測定は測定機器の上に実際に寝て測定すると言いましたが、この寝ている時にセンサーに触れてさえいれば測定データ上は、良い結果が出ます。
例えば、低反発等が分かりやすいですが
反発係数が低く、沈み込みの強い低反発素材などでは沈み込む分、センサーに触れる箇所が多くなる為、「体圧分散」のデータはものすごく素晴らしいデータが出ます。
ただ反発係数が低いため、跳ね返す力が弱く重い箇所が沈み込んだままで止まってしまう為、睡眠姿勢は崩れてしまいます。
データ上では良い結果しか出ていなくても、睡眠姿勢が崩れていると身体への負担は強くなり、痛みの原因になりやすいのですがそこにはあまり気付かれていません。
マットレスは体圧分散図さえ良ければ良いという訳では無く、複合要素の積み重ねで良否判断が始めて出来るようになるものなのです。
あくまで体圧分散図は、評価の内の一つになり
かつ、時間変異が起きることを考慮しなくてはいけません。
またまた手前味噌な話になりますが、睡眠改善研究室で測定機器が用途ごとに分けられ数種類あるのもこの為で、いかに身体に良いマットレスを複合的に客観視出来るか、の為に数種類あります。
マットレスの性能を体圧分散で判断するとダメ!


マットレスにおける体圧分散図について色々お話しましたが
まとめますと
①体圧分散データは(継続)測定時間により異なる
②体圧分散データはあくまで側面の一つに過ぎず
このデータが良いから、良いマットレスという訳では無い
③測定データだけ良くしようとすると
センサーに触れるように眠ればいくらでもデータ上は良くなる
②体圧分散データはあくまで側面の一つに過ぎず
このデータが良いから、良いマットレスという訳では無い
③測定データだけ良くしようとすると
センサーに触れるように眠ればいくらでもデータ上は良くなる
という事になります。
このページを見ている方の大半の方は、マットレスを探している方や、少しでも楽に眠りたくてマットレスを検索している方だと思います。
マットレスは見た目の違いが少なく、価格差が大きいため判断基準に迷う方も多くいらっしゃるものと思います。
そんな時、
データ化できる「体圧分散図」などは確かに便利なのですが、あくまで側面の一つに過ぎず、マットレス選びの場合、最も大切な要素は【睡眠姿勢の安定】にあります。
(*)誤解を恐れずはっきり言わせていただきますと、体圧分散図よりも睡眠姿勢の安定の方が、マットレス選びではよっぽど重要になります。
極端な話、睡眠姿勢さえ負担少なく整うであれば「体圧分散図」はあまり気にしなくても問題ありません。(*)と言うよりも睡眠姿勢が整えば、自然と体圧分散データは良くなりやすい傾向にありますので、どうせ気にするなら「睡眠姿勢」への影響を気にする方が、よっぽど身体への負担の少ないマットレスになります。
以上がマットレスは体圧分散性能で判断しないでの理由になりますが
あまり認知されていないのが現状ですので、ご本人様含めお友達等お知り合いの方がマットレスをお探しの場合は、お伝え下さい。
【参考】
腰痛対策のマットレス
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