オーダーメイド枕｜頸椎症対策

頸椎症は、「頸椎症性脊髄症」・「頸椎症性神経根症」など障害される部位により分類され、頸肩から腕などに痛みやシビレ等が生じやすい厄介な症状です。

大阪　睡眠改善研究室では済生会泉尾病院とも連携をとり、「頚椎検査ＭＲＩ」などもご紹介しており、症状のひどい方には一度検査をおすすめしておりますが、オーダーメイド枕やマットレスなど寝具全般で対策を考えた場合何が必要になるのか？

今回は、頚椎症対策のオーダーメイド枕にする為に、必要な事・またオーダーメイド枕での限界点などを中心にご説明していきます。

 

 

頚椎症へのオーダーメイド枕の為に、大阪　睡眠改善研究室では国際姿勢協会認定の姿勢ドクターが、医療機関にもある測定機で身体を測定しオーダーメイド枕を作製します。

 

後述しますが、頚椎症対策へのオーダーメイド枕ではとにかく「睡眠姿勢」を負担少なく安定させられるかどうかで、ほぼ全てが決まります。

素材や感触等のカタログスペックよりも「睡眠姿勢」の良否です。

 

よくオーダーメイド枕を作る際に「高いですか？低いですか？」とお客様に確認を取り、作っていく方法がありますが、これではお客様の「お好み」に合うオーダー枕が出来上がるだけで、身体に合う枕とは少し異なります。

 

好みに合う枕の全てがダメ！というわけではありませんが、頚椎症への対策の為には「睡眠姿勢」を負担少なく安定させる方が、よっぽど重要になり必要になります。

 

そもそも、好みに合わせて作って本当に効果的なら、（ほとんどの方が）オーダーメイド枕を作る前に、タオル等で高さ調整をしてご自身で何とかしているはずです。

 

「睡眠姿勢」は客観視できず、なかなかご自身での判断が出来無い為そうしたらいいの？と来店される場合がほとんどですが、そんな場合に「高いですか？低いですか？」では少し問題があります。

 

頚椎症など痛みの改善を考え、オーダーメイド枕の作製を考える場合はこの「睡眠姿勢」を安定させる為の測定設備や、姿勢知識を持つ専門店をお探し下さい。

オーダーメイド枕というと、身体に合う様に作ってくれる身体に良い枕という認識がありますが、半分正解で半分間違いになります。

 

確かに身体に合う様に作られた場合では良い枕になりますが、実際にはお店や作成者のスキル・設備にものすごく左右されます。

 

オーダーメイド枕には品質差があるのです。

（オーダー枕の品質差について・詳細＞＞）

 

オーダーメイドというハンドメイド性質ゆえの、ある意味仕方ないことですが、基本的にオーダーメイド枕には品質差が出ます。

 

２０１５年前後からオーダーメイド枕の販売店が飛躍的に増え、今ではほとんどのお店でオーダーメイド枕が販売されています。

 

それと同時に、「オーダーメイド枕で失敗した」という声も多く挙がっています。誤解しないでほしいのですが、古くからあるお店が良いといっているわけではありません。あくまでオーダー枕と言うのは品質差が起きるので、オーダー枕そのものに目を向けるのではなく、どのお店で誰が作ったか？に目を向けるべきだと言う事です。

 

オーダーメイド枕と言う商品で捉えると、一般販売品と同じ様な感覚でどこで作っても同じ様な認識を持ちますが、オーダーメイド枕はハンドメイド商品。ですので、お店選び・作成者選びで大きく異なります。

「睡眠姿勢」が安定し正しく作製されたオーダーメイド枕なら頸椎症などの対策に繋がりますが、逆に限界点はと言うと「睡眠姿勢を安定させる」事までしか出来無いという事です。頸椎症を直接「治す」ということは出来ません。

 

そもそも頚椎症では原因が多岐に渡ります。仮に原因が一つでそれが解決できれば「治る」かもしれませんが、現実ではそのように単純にいきません。

 

オーダーメイド枕で期待できる点は、色々有る悪要素の内、「睡眠姿勢」を安定させる事ができ、睡眠中の負担軽減に繋がり、結果的に痛みの改善緩和サポートになるという点が期待できます。

 

ですので何度も繰り返しますが、「睡眠姿勢」の安定を第一に考えられていないオーダーメイド枕は、ただ単に枕をオーダーメイドで好みに合わせて作った枕になるだけであり、頸椎症等へはあまり関係無くなってしまいます。

 

オーダーメイド枕だから全てが良い！とは、決して妄信しないで下さい。あくまで「睡眠姿勢」の安定を考えられて、キチンと作られた場合が良いのであって、オーダーメイド枕と言う商品が良いわけではありません。

オーダーメイド枕で頸椎症対策にする為に、国際姿勢協会認定の姿勢ドクターが作るという理由は、何度も繰り返す「睡眠姿勢」の安定の為にあります。

 

ちなみに大阪　睡眠改善研究室の姿勢ドクターは、整体師資格等も取得しておりますがこれも一重に「睡眠姿勢」への配慮の為だけです。

 

オーダーメイド枕の販売店で近年増えてきているのが、寝具関連の資格や販売店・会社等の内部資格を前面に宣伝する事が増えていますが、頸椎症対策と考えると、寝具関連の資格・内部資格等の前に姿勢知識関連の資格取得者の方がより効果的になります。

 

オーダーメイド枕での頸椎症対策は、あくまで「睡眠姿勢」を安定させるかどうかに懸かってきます。

そしてその「睡眠姿勢」の為に、姿勢知識の専門資格等が必要になるという事です。

 

また同時に測定機や設備面での重要性もありますが、詳しくは以下、参考をご覧下さい。

 

今回、オーダーメイド枕での頚椎症対策を取り上げましたが、オーダーメイド枕の商品には品質差が生じ、正しく作られると頚椎症等にメリットがありますが、お好みやカタログスペック中心で作られた場合にはあまりメリットが無いという事になります。

 

オーダーメイド枕といえど、同一商品では無いと言う事ですね。

 

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